歯並びがいいって憧れますよね!かくいう私は、歯並びがあまりよくありません。歯並びがいいと、笑顔がより素敵になりますよね!
逆に、歯並びが悪いとデメリットがいくつかあります。「顔のバランスが悪い」「口呼吸になる」など、歯並びの悪さが関係する症状も少なくありません。
歯並びは、人にどういう影響をもたらすのでしょう?
1.歯並びがいいことのメリット
歯周病や虫歯になりにくい
歯並びが良いと、歯が複雑に重なる部分が少ないため、歯磨きがしやすい状態となります。
食べかす・歯垢をしっかりと磨くことができ、口内を清潔な状態に保つことが可能です。そのため歯周病・虫歯になりにくくなります。
魅力的な笑顔でいられる
歯並びが良いことにより、口元のゆがみ・口の開閉などのストレスがほとんどない状態となります。
そのことが自分に自信を持つことにもつながり、イキイキとした自然な笑顔をつくることにもつながります。
顔全体のバランスが良くなる
顔全体のバランスが良くなることも、歯並びが良くなることによるメリットのひとつです。
目の大きさ・口角の位置が左右ともに同じになるため、顔全体のバランスが良くなり、その人の魅力を高めることにもつながります。
清潔感がある
歯並びが良いことで、清潔感のある人として見られることが多いです。
はじめて会う人からの印象も良いので、歯並びが良いことで素敵な異性に気に入られるケースも少なくありません。
2-1.【外見面】歯並びが悪いことのデメリット
顔のバランスが悪くなる
歯並びが悪いことが原因で、噛み合わせが悪くなることも多いです。
そうなると
・顔がゆがむ
・目の大きさや口角の位置が左右で異なる
・ほうれい線が片方にだけできる
など顔のバランスが悪くなることにもつながります。
また噛み合わせが悪いことによって歯が前に突き出され、出っ歯になることもあります。
笑うことに気をつかってしまう
歯並びが悪いことを気にするあまり、口元を抑える・極力歯を出さないようにする人も少なくありません。
このように歯並びの悪さを気にすることでストレスが溜まります。
2-2.【健康面】歯並びが悪いことのデメリット
虫歯や歯周病になりやすい
歯並びが悪いことで、歯磨きのときにブラシが当たらない箇所が多くなります。
そうなると特定の箇所に歯垢や歯石が溜まりやすくなり、虫歯や歯周病に発展することも多いです。
虫歯や歯周病といったものだけでなく、イヤな口臭の原因になることも多いので注意が必要です。
頭痛や肩こりの原因になる
歯並びが悪いことによる噛み合わせの悪さが原因で、身体のバランスが悪くなり、頭痛・肩こりといった症状が出ることがあります。
噛みにくくなる
歯並びが悪いと、しっかりとものを噛めず、料理が美味しく感じられなくなります。また噛むことによってもたらされる脳への刺激が低下し、
・集中力や記憶力が落ちる
・認知症のリスクが高まる
といったことにもつながります。
口呼吸になる
歯並びが悪いことによって口が閉じにくくなるため、鼻でなく口で呼吸する「口呼吸」になりやすくなります。
口呼吸によって
・喉が腫れやすくなる
・風邪をひくたびに高熱が出る
といったことにつながりやすくなります。
さらには、
・インフルエンザ
・風疹
・はしか
などにかかりやすくなるため注意が必要です。
3.歯並びを悪くしてしまう習慣・NG行為
柔らかいもの中心の食生活
柔らかいもの中心の食生活だと、食べ物を噛む回数が減り、歯並びを悪くしてしまいます。
よく噛んで食べるという習慣が歯並びの良さをキープするのにも役立つので、食事に硬いものを取り入れることも大切です。
ただ硬いものを摂りすぎるのではなく、柔らかい・硬いものをバランスよく食べることが歯に刺激を与え、良い歯並びを保つことにもつながってきます。
歯ぎしり
歯ぎしりが原因で、特定の歯がわずかに移動し、歯並びを悪くすることにもつながります。ただ歯ぎしりは自分では分からないことが多いので、気になる方は歯医者さんで診てもらうと良いでしょう。
抜歯後に放置する
大人になってからも、永久歯を抜歯する機会はありますが、抜歯後の処理が原因で歯並びが悪くなる原因となることも少なくありません。
歯医者さんで経過を診てもらうといったことを行わずに放置すると、前後の歯が傾くといったことが起きやすくなるので注意しましょう。
まとめ
歯並びを良くするためには、歯医者さんで「歯の矯正」を行うことが一番の近道となります。
しかしながら、歯の矯正に関しては
・ある程度の期間が必要
・保険が適用されないため費用がかかる
といった側面があります。
時間と費用はかかりますが、歯並びは一度治せば、その後も永続してきれいな歯並びのままです。歯並びをきれいにすることのメリットはたくさんありますから、歯科矯正を検討する価値はありますよね。