【体の手洗いのススメ】体のタオル洗いは乾燥肌の原因になる!?

≪目次≫
1. なぜボディタオルで体を洗うと乾燥肌になる可能性があるのか?
・【原因①】肌の水分を必要以上に洗い落とすから
・【原因②】肌のバリア機能を低下させるから

2. 体の「手洗い」のススメ
・【メリット】体の手洗いが及ぼすいい影響
・【世界的な統計】体の手洗いを行っている女性の割合

3.【手で体を洗う方法】正しく体を手洗いすれば乾燥肌・敏感肌にとっても有効!
・手で体を洗う方法
・手で体を洗う時の注意点
・「体の手洗い」で使う石けん・ボディソープの選び方

4.まとめ

乾燥によるかゆみでお悩みの方も多いと思います。保湿ボディソープを探したり、保湿ローションを探したり、皮膚科に行ったり、ほんとつらいし、症状を改善するのにいろいろと手間もお金もかかりますよね。乾燥肌が続くと、肌のバリア機能(外的刺激から肌を守る機能)が低下して、さらなる肌トラブルを引き起こす可能性があります。乾燥肌→敏感肌へと移行して、さらに症状が悪化する、なんてこともあります。あぁ~、また保湿商品や薬を探し回らないと…疲れるわ…

ちょっと待ってください!乾燥肌を改善する方法として、保湿製品や薬を探す前に「体の洗い方」を見直した方がよさそうですよ!
実は、ナイロンタオルなどで力を入れてゴシゴシ洗うと、乾燥肌になりやすいというのです!なぜなのでしょうか?

1.なぜボディタオルで体を洗うと乾燥肌になる可能性があるのか?

【原因①】肌の水分を必要以上に洗い落とすから

体の汚れや皮脂を落とすと同時に、肌の潤いも洗い流されています。実際に、体をタオルで洗った時と手で洗った時に、肌に残る水分量を比較した際、手で洗った時の方が水分量が残る(つまり潤いが残る)という実験結果もあります。タオルを使って洗うと、必要な潤いを根こそぎ洗い落している可能性があるのです。

【原因②】肌のバリア機能を低下させるから

肌のバリア機能とは?

肌の「バリア機能」とは、肌表面の角質層が潤いを蓄えて、外部刺激や乾燥から肌を守る機能を言います。肌が潤っている状態を維持するには、この「バリア機能」が正常に働いている必要があります。バリア機能が低下すると、肌が乾燥しやすくなり(乾燥肌)、外的刺激を受けやすくなります。(敏感肌)

ボディタオルなどで力をゴシゴシ入れて洗うと、肌の角質をはがしてしまい、角質層に隙間ができます。その隙間から水分が逃げていき、また、外からの刺激を受けやすくなり、菌も侵入しやすくなるのです。つまり乾燥によって、角質層というお肌の「玄関」が開きやすくなるから、誰でも侵入できちゃうってことですね。あぁ、こわいこわい!戸締りをしっかりしないと!

2.体の「手洗い」のススメ

では、ボディタオルを使わないとなると、いったい何で体を洗うのでしょう?それは、自分の「手」です。手で体を洗うことは、いくつかメリットがあるのです。

【メリット】体の手洗いが及ぼすいい影響

【メリット①】肌のバリア機能を守る

体の手洗いは、肌に対して余計な力が加わりませんので、肌の角質を傷つけたり、剥がしたりすることがありません。そのため、肌のバリア機能を正常に維持することに役立ちます。

【メリット②】保湿効果が高くなる(乾燥を防ぐ)

体の手洗いは、ボディタオルで洗うよりも、肌に残る水分量が多くなります。そのため、お風呂から出た後のつっぱり感も軽減されるでしょう。

【メリット③】肌の異常に気付きやすくなる

体の手洗いは、直接肌に手が触れるので、お肌の「ザラザラ」感や「ブツブツ」感などの肌トラブルに気づきやすくなります。そのため、早めの対策ができて症状を悪化させないことに繋がります。また、脂肪の付き方に対しても敏感になるので、体重やボディラインの維持管理や意識の向上に繋がります。

【メリット④】肌が柔らかくなる

肌は摩擦刺激が加わり続けると、その刺激から体を守ろうとして皮膚が硬くなっていきます。例えば、靴によって常に摩擦刺激が加わる足のかかとやくるぶしは、他の皮膚よりも硬いですよね。
肌の柔らかさは女の象徴です。女性らしい体やお肌を維持するには、お肌が柔らかいことは必須条件です。体の手洗いは、肌の必要以上の刺激を与えないので、柔らかい肌を作るのに効果的なのです。

【メリット⑤】足指が洗いやすい

体の手洗いは、手の指を足の指の間に入れて洗うことができます。ボディタオルだとうまく洗えない部分も細かくきれいに洗うことができるのです。

【世界的な統計】体の手洗いを行っている女性の割合

パリでは2人に1人が体を「手」で洗う!

世界の主要都市で働く20代~30代の女性を対象に「何を使って体を洗うか」を調査したところ、ニューヨーク、パリでは「手で体を洗う」が1位だったのです。しかも、パリでは「手で体を洗う」女性が約51%と半数以上だったのです。ちなみに、東京の女性は29.8%と約3割の方が「手で体を洗う」と答えています。この数字をどう見ますか?日本も「手で体を洗う」女性が意外に多いと思いませんか?

3.【手で体を洗う方法】正しく体を手洗いすれば乾燥肌・敏感肌にとっても有効!

手で体を洗う方法

① ボディソープや石けんをしっかり泡立てる

しっかりと泡立てることによって、
・汚れを落としやすくする
・肌に負担がかからない
というメリットを生みます。泡が汚れを浮き上がらせて吸着します。そして、肌に対する摩擦力を軽減させます。泡立てネットでしっかりと泡立てましょう。泡立てるコツは、泡立てネットと使いつつ、お湯を適度に足しながら、空気を入れるように揉み込むことです。そうすると、濃密なモコモコ泡が出来上がります。

② 泡を全身に伸ばして、泡で体を洗っていく

手でこするのはNGです。あくまでも、泡で全身を洗うイメージです。上半身から洗っていき、最後に足とデリケートゾーンを洗いましょう。泡が足りなくなってきたり、へたってきたら、再度石けんやボディソープを使って泡立てましょう。

③ お風呂から上がったら保湿を!

特に乾燥肌や敏感肌の方は、お風呂上りに保湿ローションやクリームで肌を保湿しましょう!

手で体を洗う時の注意点

週に1回~数回はタオル洗いをした方がいい場合もあり!

場合によっては、手で洗うだけだと古い角質(つまり垢)が十分に落ちず、肌に残る場合があります。角質が肌にたまっていくと、かえって肌が乾燥したり硬化したりして、肌荒れの原因となります。絶対に「手洗い」と決めずに、肌の状態を見ながら週に1回~数回がタオル洗いで体の汚れを十分に落とすことも必要です。
タオルを使わない場合は、週に1回くらいはスクラブで洗うのもいいでしょう。

季節によって臨機応変に洗い方を変えるべき!

肌は、環境に非常に左右されやすいです。冬ならば乾燥しやすいですし、夏ならば汗や皮脂が出やすく、ニオイやすくもなるでしょう。週に1回~数回はタオルで体を洗った方がいい場合があると書きましたが、同様に季節によっても肌の調子を見ながら洗い方を変えるべきです。
当然、肌は人によって違います。同じ肌の人はいないのです。ならば個人によって体の洗い方が変わるのは当然です。たまには「タオル洗いをする」、たまには「手洗いをする」、冬は完全に「手洗い」、夏は「手洗いとタオル洗いを半々にする」など、個人個人で、季節によって、または、肌の調子によって、洗い方を調整すべきです。それを続ければ、自分の肌状態が一番いい「洗い方」が分かってくるはずです。

石けんやボディソープを泡立てずに、肌に直接塗らないで!

石けんやボディソープを泡立てずに、そのまま肌につけると刺激が強すぎます。つまり、原液や固形成分のままで肌に触れさせるのはやめよう、ということです。必ず泡立ててから使いましょう。「手を使って泡で洗う」ことが大事なのです。

熱すぎるお湯は避けよう!

お湯が熱すぎると、肌に過剰な刺激と負担がかかります。また、熱いお湯は肌の保湿成分を流してしまうとも言われています。ですから、少しくらいぬるいくらいのお湯が肌には一番いいのです。でも、風邪をひかないようにしましょうね!

湯船につかることが大事!

お風呂の湯船に浸かるだけでも、それだけで汚れのほとんどを落とすことができると言われています。それ以外に、他にもたくさんのメリットがありますから、シャワーだけで終わらせずに、湯船に浸かってしっかりとリラックスしましょうね!

【湯船に浸かることのメリット】
・体の汚れを落としやすくする → 毛穴を十分に開いて皮脂や汚れを落としやすくします。
・疲労回復 → 血行がよくなり疲労物質を排出します。
・基礎代謝のアップ → 血行促進や発汗で細胞が活発になり、代謝が上がります。
・体のむくみが取れやすくなる → 水圧がいい刺激になります。
・美肌効果 → 代謝がよくなれば、正常なサイクルで肌のターンオーバー(肌の生まれ変わり)が行われやすくなります。
・体臭予防 → 湯船に浸かることで、体臭の原因となる乳酸が減少するそうです。
・リラックス効果 → 心地よい温度のお湯は、脳内からリラックスできるホルモンを分泌させます。
・睡眠導入効果 → お風呂で体を温めておくことで、寝る前に体温を下げて眠りに入りやすくなります。

「体の手洗い」で使う石けん・ボディソープの選び方

体を手で洗う時は、ボディソープと石けんではどちらがいいのでしょう?
・・・・・・・・・正直に言って、どちらがいいとは断言できません。

「石けんは保湿力が弱いので、ボディソープがいい」と言う人もいれば、「ボディソープは界面活性剤が入っているから、無添加石けんがいい」と言う人もいれば、「無添加石けんは保湿成分が入っていないから、保湿重視のボディソープがいい」など、いろいろな意見があります。どの意見も間違っていません。
どんなに評価が高い商品でも、ボディソープであろうが石けんであろうが、必ずクチコミには「肌に合わなかった」「肌に合った」という両意見が存在します。そうなんですよ。その商品を実際に使ってみなければ、自分に合うかどうかなんて分かりません!「肌に合った」というクチコミがめちゃくちゃ多い商品でも、自分の肌に合わない可能性は十分にあります。ならば、まずは自分の目的や希望で商品を選べばいいと思うんです。それで実際に使ってみて、自分に合えばOKということです。では、商品の選び方について、参考程度ですが下記の通りまとめておきますね!

【手洗いしやすい】「泡で出てくるボディソープ」がおススメ

各メーカーは、商品数は少ないですが、最初から泡で出てくるタイプのボディソープを扱っています。このタイプは、自分で泡立てる必要もなく、キメ細かい泡がすぐ出るので、非常に体の手洗いに向いています。ただし、液体タイプのボディソープより若干商品価格が高くなる傾向にあるのがデメリットです。

【乾燥肌・敏感肌の方なら】「乾燥肌対策ボディソープ」がおススメ

特に、スキンケアメーカーや製薬会社が出している、乾燥肌、敏感肌対策向けのボディソープです。
例えば、
・「薬用ユースキンSボディシャンプー」
・ロート製薬「ケアセラ」ボディウォッシュ
・花王 Curel(キュレル)ボディウォッシュ
などが、乾燥肌、敏感肌対策に特化しています。メーカー自体が「体の手洗い」を推奨していて、手洗いをできやすいように商品を作っていることもあります。

【乾燥肌~普通肌の方なら】「保湿成分が入ったボディソープ」がおススメ

ボディソープには、様々な保湿成分や美容成分が入っている商品が多いので、自分の目的に合わせて商品を選ぶことができます。
保湿成分配合のボディソープなら
・LUXボディソープシリーズ
・ライオン「hadakara (ハダカラ)」
・NIVEA クリームケアシリーズ、ニベア エンジェルスキンシリーズ
・ユニリーバ「Dove(ダヴ)」
などがおススメです。

【豊かで濃密な泡で洗いたい方は】「泡立ち力があるボディソープ」がおススメ

体を洗ううえで、「泡立ち」は必須条件です。泡立てることで「汚れを落としやすくする」・「肌に対する摩擦力を軽減する・刺激を軽減する」効果があります。それに、泡立ちの足らないボディソープや石けんで体を洗うのって、なんか気持ち悪いですよね。
特に濃密な泡に定評があるのが、牛乳石鹸共進社「バウンシア」です。しかしながら、泡立てネットを使えば、どのボディソープもモコモコ泡が簡単に作れるので、「泡立ち力」については、そこまで気にしなくていいでしょう。

【無添加にこだわる方は】「無添加石けん」がおススメ

ボディソープは、保湿成分や美容成分など、いろいろな成分が入っています。これがメリットではありますが、同時に、界面活性剤が入っているというデメリットにもなります。今までボディソープを使用して肌トラブルを起こしたことがある方は、界面活性剤が一切入っていない「無添加石けん」がいいでしょう。無添加石けんに多く含まれる保湿成分の「グリセリン」は、天然成分なので安心です。泡立てネットは必須で使用しましょう。
有名な無添加石けんメーカーでは、
・シャボン玉石けん
・ミヨシ石けん
・ねば塾
などがあります。

【コスパを考える方は】「石けん」がおススメ

体の手洗いを行う際、全身を洗うための泡が足りなくなってきて、ついついたくさんのボディソープを使ってしまうことも多々あります。ボディソープよりは、石けんの方がコスパにすぐれるでしょう。石けんでも美容成分や保湿成分を含む石けんもたくさんありますので、ボディソープと同様に機能性から選ぶこともできます。(手作り石けんは、高価になるので気を付けてくださいね!)

4.まとめ

今回は「体の手洗い」を勧めさせて頂きましたが、「毎回体の手洗いをする!」と決めるべきではないです。先にも述べましたが、人の肌状態は千差万別です。そのため、「手洗い」と「タオル洗い」のバランスを取ることが必要です。中には、手洗いだけでは十分に垢を落とせなかったり、背中ニキビができたり、そういう方もいるでしょう。週に1回タオル洗いをすべきか、2日に1回はタオル洗いをすべきか、冬だけ手洗いにするのか、その頻度・バランスは人によって異なるでしょう。

自分の肌にちょうど合う洗い方を見つける!

この一言に尽きると思います。自分に合った体の洗い方は、タオルを使うか手を使うかだけでなく、「使用する洗浄商品」「保湿商品」「季節」など複数の要因で決まります。ですから、身体に触れるもの、身体に影響することも含めて、総合的に判断しなければいけません。でも「ちょうどいい」を見つけるって難しいんですよねぇ・・・「ちょうどいい」を見つけるのは時間も根気も必要です。

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