【紫外線の影響】メリット・デメリットを理解してうまく付き合う

紫外線は、女性の天敵!「紫外線には1秒たりとも当たりたくない!」という人も多いでしょう。確かに、女性の美において紫外線はよくありません。しかし、紫外線は、実は人間に対するメリットもあるのです。紫外線のことをよく知って、紫外線と賢く付き合っていきましょう!

【デメリット】紫外線による肌への影響

免疫力の低下・白内障など人体へ悪影響を与えることの多い紫外線。
肌に関しても、下記のような影響があります。

1.しみ・そばかす

2.肌の老化

3.皮膚がん

4.軽いやけど

5.乾燥

1.「しみ・そばかす」ができるしくみと対策

【しくみ】しみ・そばかす

肌の最も外側にある表皮の一番下の基底層には、「メラノサイト」という色素細胞があります。紫外線を浴び続けることによって、メラニンという黒い色素をつくり、周囲の表皮細胞に散らし肌を黒くします。これが日焼けで肌が黒くなるメカニズムです。

この黒い肌は肌の生まれ変わり(ターンオーバー)によって、少しずつ肌の表面に押し出され、自然にはがれ落ちてもとの肌色に戻ります。
その働きが不調になると、メラニンの排出ができず肌にとどまり、しみ・そばかすなどになって肌の表面に残るのです。

しみ・そばかすの原因は上記のことが多いですが、妊娠・ストレスによってホルモンバランスが乱れて引き起こされることも多いです。
またそばかすの場合は、遺伝的な要素が強くなってきます。

【対策】しみ・そばかす

しみ・そばかすは紫外線を浴びることで症状が悪化するので、防止するには
・日焼け止め
・帽子
・日傘
・長袖の服
などで紫外線をブロックすることが大切です。そのうえで美白成分が含まれた化粧品を使うことで、改善につながります。化粧品は市販されているもので大丈夫です。

2.「肌の老化」が起こるしくみと対策

【しくみ】肌の老化

紫外線が肌に当たることで活性酸素を増やし、酸化のストレスによって肌の老化が進行します。また徐々に紫外線が肌に蓄積されることが「光老化」で、それが原因で肌の老化が進行することも少なくありません。
年齢を重ねた肌ほど抵抗力が弱くなり、肌細胞の老化が起きやすくなります。
肌の老化によって起こる具体的な症状は、しわ・たるみです。

【対策】肌の老化

アスタキサンチンという成分を摂取することが、「肌の老化」の予防・改善に効果的です。

この成分はカロテノイドの一種で
・表皮の赤い魚(さけなど)
・魚介類(えび、かになど)
に多く含まれています。
また人の身体への安全性は高いため、健康食品やサプリメントで使われることも多いです。
紫外線による肌の老化の改善に役立つだけでなく、美肌効果もあるので、キレイな肌を保ちたい女性は積極的に摂ると良いでしょう。

3.「皮膚がん」になるしくみと対策

【しくみ】皮膚がん

長年にわたり紫外線の強い光を浴び続けたことにより、皮膚の弾力が失われ、肌にシミ・しわなどが目立つようになります。
この状態を「光老化」と呼び、皮膚がんの原因となります。
また紫外線に当たり続けることで皮膚の免疫力が低くなり、皮膚がんが発生しても身体がそれを防げなくなることも多いです。

【対策】皮膚がん

予防するためには、「しみ・そばかす」のところでも書いたように、日焼け止めを塗る・長袖の服を着るなど普段から紫外線対策をしておくことが大切です。

また
・シミ
・ホクロ
・イボ
・できもの
などのなかにも皮膚がんが混ざっていることがあります。

それらに関して
・大きくなる
・出血をともなう
・周囲に色がにじみ出てくる
・痛みやかゆみを感じる
・色の濃いところと薄いところが混ざる
という症状が出てきたら皮膚がんの危険性があるので、病院で診察してもらうことが大切です。

4.「軽いやけど・炎症(サンバーン)」のしくみと対策

【しくみ】軽いやけど・炎症

UV-B(皮膚に炎症をもたらす紫外線)が肌に当たることで、サンバーンが起こります。
サンバーンは皮膚が赤く炎症を起こす現象で、肌が赤くなり、その部分は軽いやけどのように熱を帯びます。

基本的には3日ほどで赤みはひき、皮膚がむけることでひと段落することが多いです。
ただその部分が黒くなったり、肌荒れを起こすことも少なくありません。

またサンバーンがひどい場合は、痛み・発熱・水ぶくれといった症状が起こる、皮膚がんにつながることもあります。

【対策】軽いやけど・炎症

サンバーンになってしまった場合は、水シャワー・水風呂・水で濡らしたタオルなどですぐに冷やすことが大切です。
痛みが残る場合は、取れるまで保冷剤や水で濡らしたタオルなどを当てて冷やします。
痛みがひいたら、消炎効果のある化粧水・敏感肌用化粧水で肌の水分補給を行いますが、化粧水が染みる場合は火傷用の軟膏などを使っても良いでしょう。

また色白の人はサンバーンになりやすく
・海やプール
・10~14時の紫外線のピーク
・標高の高いところ
・雪山
などは照り返しなどで沢山の紫外線を受けるので注意しましょう。

5.「乾燥」するしくみと対策

【しくみ】乾燥

紫外線を浴びることによって、肌が乾燥します。

その仕組みは下記の通りです。
①紫外線を浴びて皮膚がダメージを受ける
②バリア機能・水分保持能力が低下する
③乾燥しやすくなる

【対策】乾燥

紫外線による乾燥を防ぐためには、「しみ・そばかす」のところでも書いたように、普段から日焼け止めを塗る・長袖の服を着るなどを心がけることが必要です。

また乾燥した肌に潤いを与えるため、普段から肌の「保湿」を意識することが大切です。
・洗顔時に保湿クリームを塗る
・お風呂のときに保湿効果のある石鹸やソープを使う
といったことを行うと良いでしょう。

【メリット】適度に紫外線にあたることも大事!紫外線の利点

デメリットも多い紫外線ですが、下記のように当たることによってもたらされるメリットも多いのです。

1.ビタミンDの生成

2.ストレス解消

3.殺菌効果がある

4.健康的に見える

5.新陳代謝の促進

では、詳細に説明していきます。

1.ビタミンDの生成

紫外線の中でも、朝日が昇る時間から午前9時頃までの間に降り注ぐものは、体内でビタミンDを生成するのに役立ちます。
このビタミンDはカルシウムの吸収を高め
・骨
・歯
の形成を補って強化させる働きをしてくれます。

人の身体に必要な量のビタミンDは、
・ハガキ1枚分の面積の皮膚
・1日約15分程度紫外線を浴びる
ことで獲得することが可能です。

骨の形成に大事なため、紫外線に全く当たらないと、骨粗しょう症を招くことだってあり得るのです。

2.ストレス解消

ビタミンDを生成するなど、やり方によってはメリットもある紫外線。
気持ちをリフレッシュさせ、ストレスを解消してくれる効果もあります。
早朝に降り注ぐ日光を浴びることによって、体内時計が正常に働き、自律神経を整えることにも役立ちます。
それによって活動と休息のメリハリがつくなど、1日を良い形でスタートさせることができ、日常生活でのストレスを抑えることも可能です。

3.殺菌効果がある

紫外線には細菌・カビ類・ダニ類などの細胞を破壊する効果があります。
そのため紫外線の含まれる日光に当たるように布団を干すことで、ダニを殺菌するなど衛生管理の部分でのメリットもあるのです。
殺菌効果のある紫外線は医療の現場でも使われ、水虫のように細菌が原因となる疾患に対する治療で活用されています。

4.健康的に見える

普段から運動をしている人は、外で紫外線にさらされる機会が多いため肌が黒くなりますが、ほかの人から見てそれが健康的にうつることも多いです。
特に日本の場合は普段から日焼けをしないように気を遣い、肌が白い人も多いので、肌が黒いことが目立ちます。女性の場合は黒というよりも小麦色の肌となり、それが「健康的」「セクシー」な印象を与えることも少なくありません。

そのため紫外線は肌を白く保ちたいという女性にとっては大敵ですが、肌を黒くしたい・健康的に見られたいという方にとっては、悪いだけのものではありません。

5.新陳代謝の促進

紫外線を浴びたことによるメリットのひとつに、新陳代謝の促進があります。
体内時計・生体リズムを整えてくれる働きのある紫外線は、新陳代謝を促進させる効果があるため、健康・美容といった分野でも役立ちます。

まとめ

紫外線って、悪いイメージしかないですよね。でも、紫外線に一切当たらず、骨粗しょう症になった人ってほんとにいますからね!少しだけでもいいから、紫外線に当たることも必要なんですねぇ。

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