肌荒れは、様々な原因により起こります。原因を特定し、その原因に見合った対策を取ることが必要です。
肌荒れの種類
・乾燥肌
・敏感肌
・赤み
・ニキビ、吹き出物
・湿疹
「自律神経の乱れ」による肌荒れ
現代人は、忙しい毎日で、ストレスや睡眠不足により、自律神経が乱れやすいです。女性の方は、自律神経の乱れがホルモンバランスを崩すことにも繋がります。
自立神経とは
人間は、「交感神経」と「副交感神経」の二つをうまく切り替えながら、生活を送っています。
交感神経:交感神経は日中に働き、人を活動的にさせるよう、内臓器官に働きかける
副交感神経:副交感神経は夜に働き、人をリラックスさせるよう、内臓器官に働きかける
つまり、日中に仕事や勉強を頑張れるのは、「交感神経」のおかげ、家に帰って落ち着けて、夜眠れるのは、「副交感神経」のおかげ、ということです。
しかし、ストレス・不快感・悩みなどによって、二つの神経の切り替えがうまくできなくなり、「交感神経」が働く時間が長くなります。すると、血行不良になりやすく、体調を崩しやすくなります。
【対策】
・規則正しい生活を心がける
・栄養バランスのいい食事を取る
・血行をよくするために、シャワーだけで済まさず、湯船につかる
・睡眠をしっかり取る
・適度に息抜き、運動をして、ストレスを溜めないようにする
夏特有の肌荒れ
夏の「強い紫外線」と「気温」によって起こる、夏特有の肌荒れがあります。
また、夏は「むしむしする」「べたつく」などの理由で、保湿することを避けてしまうことで、肌荒れを悪化させることもあります。
夏の肌荒れの原因と対策
【原因】
・強い紫外線
・エアコンによる寒暖差・乾燥
・汗によって繁殖した細菌
・汗をかくことによる、水分と潤い不足
・熱帯夜での暑苦しさによる睡眠不足
【対策】
・紫外線対策をしっかりとする
・屋内と屋外の気温差に気をつける
・汗をこまめに拭いて清潔を保つ
・汗をかいたら、しっかり水分補給をする
・夜はエアコンをつけて、寝つきやすい室温にする(冷やしすぎに注意!)
冬特有の肌荒れ
冬は、空気の乾燥と寒さによって起こる、冬特有の肌荒れがあります。
冬の肌荒れの原因と対策
【原因】
・空気の乾燥による肌の乾燥、それに伴う皮脂の不足
・エアコンによる寒暖差、乾燥
・寒さによる血行不良
【対策】
・保湿を徹底する(化粧水や保湿クリームの使用、加湿器の使用)
・屋内と屋外の気温差に気をつける
・温かくする 入浴時は湯船につかる
まとめ
肌荒れは原因が様々で、年中起こりうる症状です。
ほか、体質や外的要因から起こる「アレルギー性皮膚炎」「アトピー性皮膚炎」などもありますから、症状がひどい場合は、通院が必要な場合もあります。
どの肌荒れにおいても、疲れやストレスは大敵です。