つらい痛みや身体の不調をともなう生理は、女性にとって大きな悩みといえます。また生理中の性行為、特有のイヤなにおいなど気になることも多いでしょう。このような生理の悩みを解消することで、パートナーとの良い関係を保つ・身体の痛みや不調によるダメージを少なくすることも可能です。
生理に関する悩み
生理の悩みとして多いのは、主に身体の痛み・その時期のパートナーとの接し方についてです。身体の痛みや不調のため普段通りの生活をおくれない、イヤなにおいでパートナーに嫌われるかもしれないといった心配も、生理に関する悩みの原因となります。
生理に関する悩みの解消法
月経困難症・月経前症候群(PMS)など身体の痛みや不調に関することは、ストレスを溜めない・普段の食事を見直すことで改善に向かうこともあります。また生理中の性行為は、菌などの感染リスクが高まるためコンドームを使うことが大切です。また生理のにおいを抑えるには、普段からしっかりデリケートゾーンのケアを行うことが重要となります。
生理で気を付けること
ストレスを溜めない
規則正しい生活を心がける
無理をしない
生理で気になること
痛み・不調・性行為・においなど、生理のときの悩みや気になることは数多く存在します。
月経困難症
多くの女性が経験する月経・生理痛の中でも、日常生活に影響する・寝込むなど痛みが強いものを月経困難症と呼びます。月経中に分泌されるプロスタグランジン・日頃のストレスなどの原因が考えられ、子宮内膜症・子宮筋腫などの疾患が原因で痛みが続くこともあります。治療には鎮痛剤などが処方されますが、ストレスの緩和・鉄分を意識した食事などを心がけることも重要です。
月経前症候群(PMS)
生理が始まる前から始まるまで続く不調を、月経前症候群(PMS)と呼びます。症状は人によって異なりますが、頭痛・手足のむくみなど日常影響に大きな負担がかかるケースも起こります。ストレス・食生活の乱れ・体力の低下など様々な要因があることも特徴です。薬による治療だけでなく、生活を見直すことも症状の改善につながります。
生理中の性行為
身体に不調がある・病院で運動などを止められているといったことがなければ、基本的には生理中に性行為を行うことに大きな問題はありません。ただ生理中は菌などに感染しやすい・経血が逆流するといったことを頭に入れておく必要があります。そのためコンドームを使う・性行為を頻繁に行わないといったことも大切です。
生理のにおいケア
生理中は経血が空気に触れることでイヤなにおいが発生します。それをケアするためには、デリケートゾーン用の石鹸やパックでしっかり洗う・ナプキンをこまめにかえる・アンダーヘアをカットするなどの方法があります。湿度が高まる梅雨から夏場はにおいが気になる季節となるため、特にしっかりケアすることが大切です。