「朝に洗顔をすべきか?しないべきか?」という論争がたまにありますが、実際のところはどうなんでしょうか?
朝の洗顔はすべき!でも肌質によって洗顔方法を変えるべき!
答えは、上記の通りです。
寝ている時は、汗をかいたり、顔の皮脂が分泌したりします。また、寝具は、人間の汗・皮脂が付いており、ダニも存在します。顔は不衛生になりやすいため、朝の洗顔は必要なのです。
「肌質によって洗顔方法を変えるべき」と書きましたが、そもそも肌質はどのようなタイプに分かれるのでしょうか?
肌質の種類
普通肌
肌の水分・皮脂の量のバランスが取れている。理想の肌タイプ。
乾燥肌
肌の水分・皮脂の量がともに少ない。肌がかさつきやすく、肌トラブルが起こりやすい。
敏感肌
外からの刺激(化粧品・洗顔量・紫外線など)に弱い。通常の人が使用しても問題ない化粧品を使用したときに、肌トラブルが起きることがある。
脂性肌
肌の水分・皮脂の量がともに多い。顔が常にテカり、ニキビ・吹き出物ができやすい。
混合肌
「乾燥肌」と「脂性肌」が混合した状態で、部分的に差がある。肌状態が一定ではなく、季節や体調に影響を受けやすい。日本人の多くがこれにあてはまる。
肌質の種類による洗顔ケア
普通肌の洗顔ケア
今行っている洗顔ケアで問題がなければ大丈夫です。肌トラブルが出てきた場合は、洗顔方法を見直しましょう。
乾燥肌・敏感肌の洗顔ケア
お湯のみで顔を洗う、または、天然成分の洗顔料で顔を洗いましょう。通常の洗顔料は、皮脂を落としすぎてしまい、肌トラブルを招きやすいです。
脂性肌の洗顔ケア
通常の洗顔料を使用して顔を洗いましょう。
しかしながら、顔を洗いすぎると、顔は皮脂不足になり、肌を潤わそうと皮脂を分泌します。過剰な洗顔は逆効果になりますので、気を付けましょう。また、油分の少ない洗顔料を使うのもいいでしょう。
混合肌の洗顔ケア
混合肌の方は、部分的に乾燥し、部分的に皮脂が過剰に出ている状態です。乾燥部分は避け、日頃、テカリやすい部分の洗顔料で顔を洗いましょう。また、季節によって、洗い方を変えることも必要です。乾燥しやすい時期は、天然成分の洗顔料に変えることもいいでしょう。
洗うべき顔の場所
皮脂は、顔のTゾーン(おでこ・鼻)が最も出やすいです。
また、Uゾーン(頬・あご)は、体調により影響を受けやすく、吹き出物が出やすいです。
TゾーンをUゾーンを意識して、肌の状態を見ながら、洗顔すべき場所と洗顔を避けるべき場所を区別しましょう。
まとめ
肌は人によって千差万別です。だから、自分に合った洗顔方法は、一人一人違うのです。自分の肌タイプを見極めたうえで、自分にあった洗顔方法を行いましょう。