【骨粗しょう症:原因と予防法】あらゆる要因で骨がスカスカに!

ある程度の年齢を重ねた方にとって、悩みの種になる「骨粗しょう症」

若い方は発症率が低いので他人事と思っている方も多いですが、
普段の生活習慣が原因で、後々この病気になるケースもあるのです。

ここではそんな「骨粗しょう症」について説明していますので
参考にしてくださいね。

目次

1.骨粗しょう症とは?
2.骨粗しょう症の原因
3.チェックポイント
4.骨粗しょう症になるデメリット
5.骨粗しょう症の予防方法

1.骨粗しょう症とは?

「骨粗しょう症」は、基本的には骨がもろくなり、骨折のリスクが高まる病気のことを指します。

健康な状態の骨に比べてスカスカな状態となっており
・つまずく
・手や肘をつく
・くしゃみをする
などちょっとした衝撃で、骨折してしまう恐れがあります。

痛みなどの自覚症状がないことも特徴で、定期的に骨密度検査などをして見つけることが大切です。

2.骨粗しょう症の原因

ここでは骨粗しょう症になる原因について説明しています。
自分ではどうしようもない「外的要因」、自分にも原因がある「生活習慣的な要因」に分けて書いていますので、参考にしてくださいね。

外的要因

(1)加齢

「骨粗しょう症」の原因として多いのは加齢です。

年齢を重ねることによって
・女性ホルモンの分泌量が減少
・カルシウムの吸収が悪くなる
・ビタミンD(カルシウムの吸収を助ける成分)をつくる働きが弱まる
などことが起こるため、骨密度が低下します。

年齢を重ねるにしたがって「骨粗しょう症」のリスクが高まるのは
そのような原因があるのです。

(2)遺伝

遺伝も「骨粗しょう症」の原因のひとつです。

母娘では骨密度が似ることも多く、
・食事など小さい頃から生活を共にしている
・身体的な特徴が似ている
ことでその傾向が強くなります。

そのため女性は、母親が「骨粗しょう症」である場合、
自分もそうなる危険性があることを頭に入れておくと良いでしょう。

(3)女性ホルモンの低下

閉経後など女性ホルモンが低下することによって、骨密度が減り、「骨粗しょう症」のリスクが高まります。

女性ホルモンの中には「エストロゲン」があり、骨の吸収を緩やかにすることによって、骨からカルシウムが溶けるのを抑制する効果があります。
閉経後にはその分泌が急激に低下するため、「骨粗しょう症」になりやすくなるのです。

(4)病気や薬の影響

薬の副作用、特定の病気などが原因で、「骨粗しょう症」になることも少なくありません。

・骨の代謝に影響するホルモンが減少
・骨の形成に必要な細胞に異常が起こる
・骨質を悪くする
といった影響を及ぼすことで、発症のリスクが高まります。

【原因となりやすい病気】
・糖尿病
・慢性腎臓病(CKD)
・動脈硬化
・関節リウマチ
・副甲状腺機能亢進症
・慢性閉塞性肺疾患(COPD)

【原因となりやすい薬】
・ステロイド薬
・ワーファリン
・メトトレキサート
・抗鬱薬

薬は長期服用することで、発症のリスクが高まります。

生活習慣的な要因

(1)過度なダイエット

無理なダイエットを行うことで、栄養不足になることも多いです。

そうなると
丈夫な骨をつくるための栄養素が少ない

骨の密度が少なくなる

「骨粗しょう症」のリスクが高まる
という流れになります。

特に骨が成長する10代で過度なダイエットをした人は、将来、「骨粗しょう症」になるリスクが高いといわれています。

(2)運動不足

運動不足が原因で骨が弱くなり、「骨粗しょう症」のリスクが高まる傾向にあります。

骨には運動などで負荷がかかるほど、形成するのに必要な細胞が活発になるという特徴があります。
そのため運動不足だと骨を形成する細胞が活発に働かず、衰えやすくなり、発症のリスクも高くなるのです。

(3)過度な飲酒

沢山のアルコールを摂取することで、骨をつくる働きのある骨芽細胞の働きを妨げてしまいます。

そのため普段から過度に飲酒をすることで、「骨粗しょう症」のリスクが高まります。

3.チェックポイント

自覚症状がないので、自分では分かりにくい「骨粗しょう症」。
ここでは、そうでないかをチェックする方法について書いているので、確認してみてくださいね。

・身長が低くなった
・背中や腰が曲がる
・背中や腰に痛みを感じる
上記はひとつでも当てはまると、骨粗しょう症の可能性があるので注意が必要です。

また以下のチェックポイントに該当した場合も、骨粗しょう症であることがあります。
・量が少ないのにお腹がいっぱいになる
・すぐに息切れをしてしまう
・着続けている服の丈が合わなくなる
・重いものを持つ、立ち上がるときに腰が痛む

4.骨粗しょう症になるデメリット

ここでは「骨粗しょう症」になることによって生じるデメリットについて説明しています。

内容を確認し、「骨粗しょう症」にならないように、予防を行ってくださいね。

(1)日常生活に負担がかかる

「骨粗しょう症」によって骨が弱くなり、骨折のリスクが高まります。

もし「骨粗しょう症」の影響で頸椎を骨折してしまったら
①背中や腰に強い痛みが出て、自然に背中が丸くなる
②肺活量の減少、逆流性食道炎などの症状があらわれる
③睡眠障害や食欲不振につながる
といった流れで症状が出てきます。

そうなるとさらに動く機会が減り、骨密度が減少。
骨折のリスクが増すという悪いスパイラルにおちいるのです。

このように「骨粗しょう症」になることが原因で
普段の生活に大きな負担がかかります。

(2)健康寿命が減る

「健康寿命」とは、健康で自立した生活を送れる年齢を表す指標となります。

平均年齢と比較すると
・男性は約9歳
・女性は約12歳
少ないです。

「骨粗しょう症」になると自立した生活を送るのが難しくなります。

健康でイキイキとした人生を送り続けるためには、「骨粗しょう症」を予防することが大切です。

5.骨粗しょう症の予防方法

「骨粗しょう症」は病院で治療するなど改善方法が限られ、発症してしまうと自分で症状を改善させるのが難しい病気となります。

そのため「骨粗しょう症」にならないように、普段から予防することが大切です。

また若いときの生活習慣が原因で、年齢を重ねたとき「骨粗しょう症」になるリスクが高まることもあります。
だからこそ、ここで説明する内容を参考に、予防に努めてくださいね。

(1)食事

栄養バランスの良い食事を心がけることも、「骨粗しょう症」を予防するのに大切です。

骨密度の低下を防ぐためには、骨の形成に役立つ栄養素を積極的に摂るように心がけると良いでしょう。

【骨をつくるのに役立つ栄養素】
①カルシウム
・小魚
・牛乳
・乳製品
・小松菜
・チンゲン菜

②ビタミンD
・ウナギ
・サンマ
・シイタケ
・サケ
・きくらげ
・卵

③ビタミンK
・ニラ
・キャベツ
・ブロッコリー
・納豆
・ほうれん草

また「骨粗しょう症」のリスクを減らすためには
・スナック菓子
・インスタント食品
・カフェインが多いコーヒー
などの消費量を減らすことも大切です。

(2)運動

「骨粗しょう症」の予防に役立つ運動には、下記のようなものがあります。
手軽にできるので、普段の生活に取り入れてみると良いでしょう。

片脚立ち

目を開け、片脚で立つというエクササイズです。
体重を片脚に乗せることで骨に負担をかけ、強く丈夫にすることができます。

・バランス感覚に自信がない
・普段ほとんど運動をしない
という方は、壁やテーブルなどにつかまって行っても良いでしょう。

ストレッチ

骨の形成に影響する、ふくらはぎ・アキレス腱といった下半身を刺激するストレッチです。

方法は以下の通りです。
①壁に手を付き、片脚を前に出す
②前に出した方の脚の膝を曲げ、体重をかける
③うしろにある脚のふくらはぎを伸ばす
④うしろにある脚の膝を曲げてアキレス腱を伸ばす

30~40秒程度、左右両方の脚で行います。

(3)定期的な検査

「骨粗しょう症」は自覚症状が少ない病気のため、定期的に検査を行うことが大切です。

検査方法は病院によって異なりますが
・問診
・超音波などを使って行う骨密度検査
・レントゲン
・血液検査
・尿検査
などがあります。

定期的に検査を行うことで「骨粗しょう症」を予防するモチベーションを高め、良い生活習慣を身に付けることが、発症を防ぐために重要です。

まとめ

いかがでしたか?
今回は「【骨粗しょう症】の原因と対策」について説明しました。

自覚症状の少ない病気なので、予防するためには定期的に検査をすることが大切です。

また食事など生活習慣の乱れが原因となることも多いので、
・栄養バランスの摂れた食事をする
・適度に運動する
といった習慣を身に付け、実践することも重要となります。

「骨粗しょう症」を予防するため
ここで書いたことも参考にしながら、普段の生活を見直してみるのも良いでしょう。

関連記事

【皮下脂肪と内臓脂肪:原因と対策】洋ナシ型とリンゴ型って何?

【徹底検証】冷え性の原因と対策

【生活習慣の改善が大切】便秘の原因と対策とケア商品

【肩こり:原因と対策】パソコン・スマホでの肩こりを何とかしたい!

【着痩せテクニックでスタイル抜群!】ポイントは「目の錯覚」

【基礎代謝・新陳代謝】代謝が落ちると太りやすい身体に!