【腰痛:原因と対策】腰痛の8割は原因が特定できない!?

腰痛は原因が特定しにくい!

腰痛で悩んでいる方は、たくさんいるでしょう。
実は、腰痛の約8割は、原因が特定できません。残り2割は、何らかの病気を原因とする腰痛なので、はっきりと病名が付けられます。
つまり、腰痛は下記の二つに分類されます。

原因が特定できない腰痛

(1)身体的原因
(2)精神的原因
(3)神経系の原因

原因が特定できる腰痛

(4)腰椎に直接的影響を及ぼす病気
(5)腰椎に直接的影響しないが、臓器の周りの神経に影響を及ぼす病気

(4)(5)については病名が診断されて、原因となる病気が特定されるので、比較的対策が取りやすいです。
①②③においては、普段の自分の日常から、原因を推測して対策が必要です。ここでは、原因が特定しにくい(1)(2)(3)の腰痛について説明していきます。

(1)身体的原因の腰痛

身体的原因の腰痛は、大きく分けて、①長時間同じ姿勢でいる ②運動不足・筋力低下 ③
悪い姿勢 ④血行不良 ⑤肥満 ⑥加齢 ⑦自分に合わない寝具 の7つです。

身体的原因①「長時間同じ姿勢でいる」

【原因】「長時間同じ姿勢でいる」

長時間同じ姿勢でいると、腰の筋肉が緊張状態になり、血行が悪くなり、痛みが生じます。
たとえば、長時間のデスクワークや長時間の車の運転が、これに当たります。

【対策】「長時間同じ姿勢でいる」

同じ姿勢が続いたときは、違う姿勢に変えましょう。腰を左右にひねったり、背伸びをしてみたり、立ってみたりなどです。左右に回転できる椅子だと、座ったまま簡単に腰をひねることができますよね。

身体的原因②「運動不足・筋力低下」

【原因】「運動不足・筋力低下」

運動不足で筋力が低下していくと、腰周りの筋肉で上半身を支えることができなくなり、腰椎に大きく負担がかかり、痛みを生じます。

【対策】「運動不足・筋力低下」

運動することを心がけましょう!たとえば、
・ウォーキング
・筋力トレーニング
・ストレッチ、体操
・ヨガ
・水泳
などが効果的です。
ただし、腰痛がひどい時の運動は、かえって症状を悪化させる可能性がありますので、十分に気をつけましょう!自分で判断できない場合は、お医者様に相談してくださいね!

身体的原因③「悪い姿勢」

【原因】「悪い姿勢」

通常人間の背骨は、緩やかなS字のカーブを描いています。しかし、猫背など姿勢が悪くなると、重力によって腰に負担が生じ、痛みを生じさせます。

【対策】「悪い姿勢」

いつも姿勢に注意しましょう!また、筋力の低下で、本来の正しい姿勢をキープしにくくなっている可能性があります。やはり、運動や筋力トレーニングで、正しい姿勢をキープできる筋肉を付けるべきです。

身体的原因④「血行不良」

【原因】「血行不良」

血行が悪くなると、疲労物質が滞留し、筋肉がこわばり、痛みを生じさせます。血行不良は以下の方に多く見られます。
・冷え性
・運動不足
・肥満
・きつい服、きつい下着など

【対策】「血行不良」

以下のケアが血行をよくします。
・運動、ストレッチ、体操
・マッサージ
・お風呂(しっかり湯船に浸かる)
・ストレスの発散
・栄養バランスの取れた食事

身体的原因⑤「肥満」

【原因】「肥満」

肥満の方は、上半身の体重を腰椎で受け止めることになり、非常に大きな負荷が腰にかかってしまい痛みが出ます。また、肥満の方は、血行不良になる場合が多いです。

【対策】「肥満」

肥満の方は、体に負担にならない程度でダイエットをした方がいいでしょう。ちゃんと栄養バランスのいい食事を取って、過度なダイエットは避けましょうね。ダイエットに運動を取り入れれば、筋力がアップし、血行もよくなりますので、たくさんのメリットがありますよね!

身体的原因⑥「加齢」

【原因】「加齢」

加齢の場合、複数の原因が重なって腰痛を引き起こしていると考えられます。
・筋力低下
・悪い姿勢
・血行不良
(・人によっては肥満)

【対策】「加齢」

まずは、腰周りの筋力をつけましょう。ウォーキング、プールの中で歩くなどの有酸素運動が効果的です。でも、無理をせず、運動をすることが不安な方はお医者様に相談しましょう。
また、背中・腰を支えるための丈夫な骨を作るために、カルシウム・たんぱく質・ビタミンDなどの栄養を積極的に取りましょう。

身体的原因⑦「自分に合わない寝具」

【原因】「自分に合わない寝具」

みなさんは、普段どういうお布団・マット・ベッドで寝ていますか?
高反発・低反発など、いろいろ種類がありますが、高反発過ぎても、逆に低反発過ぎても、腰にはよくありません。朝起きて、すでに腰が痛いのならば、寝具が自分に合っていない可能性があります。
枕も同様です、枕を使って寝た状態のとき、顔が上を向きすぎていたり、逆に、あごを引きすぎている状態になっていませんか?

【対策】「自分に合わない寝具」

敷き布団だけで寝ている方は、敷きマットを併用しましょう。腰痛に効果的な敷きマットはたくさんあります。また同時に、枕も見直してみましょう!

【敷きマットを選ぶポイント】
・適度な硬さで体を支えてくれるか?(硬すぎても、柔らかすぎてもダメ!)
・寝返りがうちやすいか?
・立った状態(背骨のS字カーブ)に近い姿勢を維持できるか?

【枕を選ぶポイント】
・枕と首の間にすき間ができていないか?
・高さが適切か?(顔が上向きになったり、あごが引いた状態になっていないか?)
・寝返りをうちやすいか?

(2)精神的原因の腰痛

精神的原因とは、つまりはストレスです。たとえば、以下の環境下で、ストレスを感じることが多いでしょう。
・仕事
・家庭内不和
・不安、緊張
・不眠

【原因】「精神的原因(ストレス)の腰痛」

通常、神経伝達物質が、体の異変を痛みとして脳に伝えています。
しかし、ストレスは、神経伝達物質の分泌に異常を生じさせ、結果、体における正確な情報が脳に伝わらなくなってしまいます。そして、痛みとして感知しない腰の異変を、脳が誤って「痛み」として判断してしまうのです。

【対策】「精神的原因(ストレス)の腰痛」

精神的原因(ストレス)の腰痛の場合、「認知行動療法」と「リエゾン療法」によって治療していきます。

<認知行動療法>
「認知療法」(痛みによって認識できなかったプラスの面を認識する)と、
「行動療法」(行動と痛みの関係を調べて、痛みの軽減し日常の活動量を増やしていく)
を組み合わせた治療法

<リエゾン療法>
種類の違う複数の専門の医師が連携して治療にあたり、心と体の双方からアプローチして治療を行うこと

上記の治療法を基本に、運動療法や薬物療法も行います。

(2)神経系の原因の腰痛

【原因】「神経系の原因の腰痛」

神経系の原因の腰痛は、「脊椎」が関係しています。
脊椎は「椎骨」で構成されており、この椎骨の隙間から脊髄に向けて末梢神経が伸びています。この末梢神経が、何らかの原因により、損傷すると腰に痛みを感じます。
この原因による一般的な腰痛としては、「坐骨神経痛」があります。椎間板ヘルニアなどの影響で、坐骨神経が影響を受けて痛みを生じさせます。

【対策】「神経系の原因の腰痛」

この場合、医療機関にかかることが前提となります。
治療方法として、
・薬物療法(消炎鎮痛剤・シップ・内服薬などの処方)
・リハビリ療法(コルセットなどの装着・安静にする)
・神経ブロック注射(圧迫されている神経に直接注射し、痛みや炎症を抑える)
・手術(痛みが強い場合)

まとめ

腰痛は、原因が特定できないことが非常に多いのがネックです。しかし、今回ご紹介した対策のうち、一つでも実行できれば、複数の要因に対しての対策になります。たとえば、運動をするだけでも、「筋力アップ」「血行促進」「肥満防止・ダイエット効果」などが望めます。「全部の対策ができないから無理!」ではなくて、できることから少しずつ始めていけば、腰痛に効果があるはずです。腰痛に負けずに頑張りましょう!

関連記事

【生活習慣の改善が大切】便秘の原因と対策とケア商品

【基礎代謝・新陳代謝】代謝が落ちると太りやすい身体に!

背中の毛を処理したい!一番処理が難しいムダ毛はどうする?

【肩こり:原因と対策】パソコン・スマホでの肩こりを何とかしたい!

【頭痛:原因・種類・改善方法】命に関わる頭痛に注意!

【くびれを手に入れたい!】くびれにも黄金比率がある!