妊娠中のセックスは、胎児に影響があるんじゃないかって、心配になりますよね?ほんとのところは、どうなんでしょうか?
妊娠中のセックスは特に問題ありません
結論から言うと、妊娠中のセックスは問題ありません。しかし、妊娠中のセックスは、ホルモンバランスの関係で、女性の体調や気持ちが変化しやすいので、注意すべきことはいくつかあります。
妊娠中のセックスで注意すべきこと
1.妊娠中の女性に常に優しく!無理をさせない!
妊娠中の女性は、ホルモンバランスの影響で、
・頭痛
・腹痛、便秘
・つわり
・吐き気
・イライラ
・眠気、不眠
・むくみ
などがある場合があります。
女性の体調や気持ちが安定しないときは、セックスを控えるべきです。
2.激しいセックスは控える
妊婦に刺激は禁物です。「優しい」セックスを心がけてください。いわゆる、ソフトセックス・スローセックスが好ましいでしょう。
3.妊娠中のセックスはコンドーム着用が基本
精液には、子宮を収縮させる成分が含まれますので、コンドームの着用をおススメします。また、精液と一緒に雑菌が入ることも予防できます。雑菌が入ると卵膜が感染を起こす可能性があります。
4.体を冷やさないようにする・長時間のセックスは避ける
セックスは、当然裸になることが多いので、体を冷やさないように気をつけなければいけません。風邪を引いたり、冷えでお腹が張ると切迫早産を引き起こす原因にもなります。
5.体を清潔にする
妊娠中は自浄作用が低下しますので、感染予防は基本です。膣に指やラブグッズを入れることは避けるべきです。
妊娠中のセックスでおススメの体位は?
大前提として、お腹を圧迫しないことです。
例えば、
・男女ともの横向きに寝る体位
・男女が向かい合っての座位
・バック体位
妊娠中にセックスをしてはいけない時
1.医師から安静にするよう指示があった時
2.流産や早産の危険がある時(過去に経験があった時も)
3.不正出血がある時
4.お腹に痛みがある時
5.いつもと体調が違う時
経験と知識がない男性には、妊娠に対する理解を深めてもらうことが大事
妊娠は、男性が経験しないことですし、男性自身も妊娠についての知識を深める機会もあまりありません。妊娠時に気をつけるべきこと、妊娠時の妊婦の体調・精神状態などについて、女性から男性に前もって説明しておくことも大事になるでしょう。
まとめ
妊娠中のセックスは、NG行為ではありません。男性、女性、それぞれがしたいときはあるでしょう。正しい知識と方法でセックスを行えば、安全・安心です。妊娠中だからといって、セックス控えることで、二人の気持ちにすれ違いが生じることは好ましくありません。妊娠中において最も大事なのは、二人のコミュニケーションです。会話も体も密にコミュニケーションをとって、より愛を深めてくださいね!