【痔の種類・原因・対策】3人に1人の国民病の対策は?!

痔は、実に「日本人の3人に一人が悩んだことがある」と言われるほど、国民病と言えます。痔には、大きく分けて3種類あり、原因や対策がそれぞれに異なります。

痔の種類

1.いぼ痔(痔核)

痔の中で最も患者数が多い。

2.切れ痔(裂肛)

女性に特に多い。

3.あな痔(痔ろう)

男性に多い。

いぼ痔(痔核)

いぼ痔の原因

いぼ痔には下記のような原因があります。

①便秘や下痢
便秘で強くいきんで便が硬くなる、下痢で便が柔らかくなるといういずれの状況も、排便時に肛門に圧力がかかるため、いぼ痔になりやすいです。
②長時間座りっぱなし
デスクワークなどで長時間座り続けると、肛門付近の血管が圧迫され続け、いぼ痔になりやすくなります。
③妊娠や出産
妊娠中はホルモンバランスが変化するため便秘になりやすく、出産時は子宮が大きくなり腹部を圧迫することで直腸付近の血管が圧迫され、いぼ痔につながります。
④香辛料の過剰に摂取する
香辛料によって腸の粘膜が刺激されることで下痢になりやすく、それがいぼ痔につながることも多いです。

いぼ痔の症状

いぼ痔の症状には下記のようなものがあります。
①排便後に紙・便器に赤い血が付く
②便が肛門に引っかかるため出にくくなる
③排便後に肛門からイボのようなものが出る

またいぼ痔が進むと、出血の多さから動悸・息切れ・疲れやすいといった症状も出てきます。

いぼ痔の治療

排便のコントロール・生活習慣の改善などを行って様子を見て、症状が悪化・継続される場合は手術を行います。
いぼ痔の手術として、患部を切断する「根治手術」、ジオンを注射する「硬化療法」のいずれかが行われることが多いです。

切れ痔(裂肛)

切れ痔の原因

下痢便が勢い良く出る・硬い便が排泄されることで、肛門を覆う傷つきやすい粘膜の部分が裂けて切れ痔に発展します。

切れ痔の症状

切れ痔には下記のような症状があらわれます。
①排便の最中やあとに痛みが出る
②紙に血が付く
③便が細くなる
④便に血が付く

出血が少ないものの、症状が続くと潰瘍になり肛門が狭くなることもあります。

切れ痔の治療

排便のコントロール・生活習慣の改善などで、切れ痔が改善されることも多いです。
ただ症状が慢性化すると手術が必要となり、その際は裂肛切除術・側方内括約筋切開術・肛門狭窄形成手術などが行われます。

あな痔(痔ろう)

痔ろうの原因

小さなくぼみである肛門陰窩(こうもんいんか)に下痢便が入り、細菌に感染します。肛門腺が化膿して炎症が広がり、膿が溜まり、それが破れることで膿が排出され、痔ろう発展するケースが多いです。
ストレス・アルコールの過剰摂取により痔ろうにつながる下痢便が出やすくなり、体調が悪い・抵抗力が弱まっているときには細菌に感染しやすくなります。

痔ろうの症状

痔ろうの症状には下記のようなものがあります。
①38~39度前後の発熱
②激しい痛みや腫れ
③肛門とその周辺の皮膚の間にしこりができる

また痔ろうの初期段階として、出口がふさがり再び膿が溜まる肛門周囲膿瘍があります。

痔ろうの治療

痔ろうは生活習慣の見直し・治療薬の服用などはほとんど効果がないため、手術治療を行います。
一気に切り開く・ゆっくり取り除くという手術方法があり、一気に切り開く方法は入院が必要な場合も多いですが、3週間など早く良くなることが多いです。

痔に対して気を付けるべき生活習慣

下記項目について、どういう点を気を付けるべきか記載してください
また、下記以外で気をつけるべき習慣があれば追記記載してください。
(それぞれの項目についての説明の追加をお願いします)

排便

排便は下記の内容について注意します。
・我慢しない
・排便は3分以内など短時間で済ます
・排便後は肛門を清潔な状態にする(洗い過ぎは肛門に負担をかけるのでほどほどに)

食事

食事は下記の内容について注意します。
・食物繊維を取る
食物繊維には、腸内で水分を吸収して膨らむ・便の量を増やし軟らかくする・腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)を高めるといった効果があります。
・しっかり水分を摂る(1日2~2.5リットル程度)
・朝食をしっかり食べる
朝食を食べることで胃腸の活動を活発にして、便意を起こす効果があります。
・アルコール類や香辛料を控える

運動

適度な運動を行うことで腸の動きを活発化させ、排便をスムーズにできます。
ただいきむと肛門に負担をかけるので、ハードな運動は控えましょう。

入浴

肛門を清潔に保つ・血行が良くなりうっ血改善に役立つといった効果があるので、毎日入浴をすることも大切です。

姿勢

肛門がうっ血しやすくなるので、同じ姿勢でい続けないことが大切です。
デスクワークなどをする方は、定期的に軽い体操を行い、血行を良くすると良いでしょう。

血行不良

アルコール・冷たい食べ物・香辛料の取り過ぎによって、血行不良を引き起こし、肛門周囲の毛細血管が切れやすくなることも頭に入れておくと良いでしょう。

女性と「痔」の関係

ここでは女性が痔になる原因について説明していますので、参考にしてくださいね。

便秘

女性は便意を催した際に我慢することで便秘になりやすく、それが痔につながることも少なくありません。
便秘のときにいきんで便を出そうとした結果、切れ痔になることも多いです。

ダイエット

朝食を抜く・極端に食事の量を減らすことで便意が起こらなくなり、それが便秘に発展することも多いです。便秘になることで痔になるリスクも高まります。

妊娠・出産

妊娠によって下記のような症状があらわれ、痔に発展することも多いです。
・肛門周りの血流が悪くなり静脈が圧迫される
・肛門から心臓への血液の流れが悪くなりうっ血になる
・黄体ホルモンがさかんに分泌され、さらに運動量が減ることで便秘になる

出産のときはいきむことが多くなり、それが痔につながることも多いです。

冷え性

冷え性の方は身体が冷え、肛門周辺の血流が悪くなり、うっ血することで痔になるケースも多いです。
また寒い日が続く冬だけでなく、冷房が効きすぎる場所に長時間いることも多い夏も、身体が冷えて痔に発展することもあるので注意しましょう。

ホルモンバランス

黄体ホルモンの影響で、痔に発展することもあります。
体温を上げる・身体に水分や塩分を溜め込む働きのある黄体ホルモンによって、腸から便の水分が吸収され、便が硬くなって出にくくなり、便秘になることが多いです。

この黄体ホルモンは生理の前後2週間、妊娠初期に多く分泌され、この時期に便秘となり痔に発展することも少なくありません。

痔に悩んでいる方の強い味方!お助けグッズ

こちらでは痔でお悩みの方に嬉しい、お助けグッズをご紹介します。商品を活用し、痔の改善に役立ててくださいね。

タイヨー 痔バンド(太陽医療品製作所)

脱肛状態のいぼ痔は、日常生活に差し支えるだけの不快感や痛みがあります。また放置しておくと、脱肛状態がクセになって改善できないことも多いです。
「タイヨー 痔バンド」は腰に装着し、内痔核が肛門から出ないように押さえ玉を当てることで、脱肛状態のいぼ痔改善に役立ちます。
簡単に洗浄できるため、清潔な状態で使い続けられることも特長です。

新世代ヘルスケア座布団(Happylifehere)

低反発のウレタンで作られた「新世代ヘルスケア座布団」は、痔の方でも快適に利用できるクッションというだけでなく、姿勢矯正にも効果があります。所々カーブしたデザインになっているため、お尻や太ももにフィットし、無理なく自然に美しい姿勢を保つことが可能です。

またカバーにマイクロファイバーが使われており、蒸れを気にせず使えることも魅力です。

YEW350(TOTO)

トイレのウォシュレットでも有名なTOTOが製造した、携帯ウォシュレットです。
・シンプルで使いやすいデザイン
・噴出する洗浄水の精度が高い
・「強」と「弱」の切り替えがワンタッチで簡単
・室内なら天井に届くほどの水圧
といった特徴があります。

使いやすいことが魅力の商品なので、はじめて携帯ウォシュレットを使う方にもオススメです。

まとめ

そんな私も、疲れがたまるとすぐいぼ痔になっちゃうんです。やっぱり、大事なのは、ストレスをためずに、しっかり食べてしっかり寝ることですよね!痔でお悩みの方は、まずは規則正しい生活習慣を心がけましょう!

関連記事

【尿漏れの原因と対策】原因は骨盤と膀胱の2種類ある!

【お尻の乾燥】ツルツルお尻で自分でも触りたくなっちゃう!

美尻でスタイルも健康もアップ!内側から健康に、外側から美を!