【生理と女性ホルモンの関係】ホルモンの分泌量で心と体は変化する!

生理は2種類の女性ホルモンの分泌によって起こる

生理は、女性ホルモンの分泌によって起こります。女性ホルモン下記の2種類あり、この2つのホルモンの分泌量の変化によって、体調と気持ちの変化が起こりやすくなります。

① エストロゲン(卵黄ホルモン)

卵巣で分泌され、女性らしさを形成するホルモン

② プロゲステロン(黄体ホルモン)

妊娠のための環境を整えるホルモン

それでは、上記の女性ホルモンを詳しく説明していきましょう。

エストロゲン(卵黄ホルモン)について

エストロゲンの働き

【妊娠準備】
・受精卵の着床を助けるために子宮内膜を厚くする
・精子が子宮の中に入りやすいようにする
・卵巣内の卵胞を成熟させて、排卵と受精の準備をする

エストロゲンが女性の体に与える影響

・女性らしい体(丸みのある体)を作る
・血流をよくする
・肌に潤いやハリを出す(コラーゲンを増やす)
・骨にカルシウムを蓄え、骨の形成を促す
・血管収縮を抑制する
→ エストロゲンは、女性らしさを作る重要なホルモンであり、通称「美のホルモン」と言われています。

プロゲステロン(黄体ホルモン)について

プロゲステロンの働き

【妊娠環境を整える】
・基礎体温を上げて、妊娠に備える
・受精卵の着床に備えて、子宮内膜を厚くして、柔らかくする
・血管を拡張させて、骨盤内に血液をためる
・乳腺を発達させる
・利尿作用

プロゲステロンが女性の体に与える影響

・体脂肪、血糖値を下げる
・体に栄養や水分を蓄えようとするために、むくんだり、太りやすくなる
・腸の運動を抑える
・抑うつ状態になりやすくなる

生理周期と女性ホルモンの分泌量の変化

上記2つの女性ホルモンは、下記のグラフのように、生理周期によって分泌量が変化します。


このグラフのように、生理周期のわずかな期間で、ホルモン分泌量が変化するため、女性の体調や気持ちに影響・変化が出やすくなります。特に、プロゲステロンの分泌量が増える「排卵期」以降は、女性が不調を感じやすくなります。

体調不良・精神的不快の原因となる「プロゲステロン」

プロゲステロンの分泌量が増えると、女性は、体調的にすぐれない、気持ち的に不快になるなどの症状が出やすくなります。

【プロゲステロンの分泌増加に伴う主な症状】
・腹痛、腰痛、頭痛
・体が熱っぽい
・むくみ
・ニキビ
・イライラする

ホルモンバランスが崩れる原因と生理不順

2つの女性ホルモン「エストロゲン」と「プロゲステロン」の分泌が適切に働くことで、月経が規則的になります。この2つの女性ホルモンの分泌が偏ると、生理不順になることがあります。

ホルモンバランスが崩れる原因

・栄養バランスが偏った食生活
・睡眠不足
・過度な運動
・ストレス
・体型(やせ過ぎ・肥満)

起こりうる生理不順

以下の症状が見られたら、早めに婦人科に行きましょう!

【出血】
・月経過多(出血の量が多い)
・月経過少(出血の量が少ない)
・不正出血(生理期間以外での出血)

【生理周期の異常】
・頻発月経(生理のサイクル周期が24日以下になる)
・稀発月経(生理が始まって次の生理までに39日以上かかる)

生理不順にならないための対策

・規則正しい生活
・適度な運動
・十分な睡眠
・栄養バランスの取れた食事
・生理の記録を付けて、周期が正常かチェックする

まとめ

女性ホルモンの分泌は、女性の心身の健康と密接に関係しています。規則正しい生活を送ることが、大変重要になります。
また、女性にとって生理は、自分のライフスタイルにも大きく影響してきます。自分の生理周期をしっかりと理解しておくことで、体調がいいときに自分のやりたいことをしたり、逆に、不調時には自分に負荷のかかることを避けたりと、自分の予定を立てやすくなります。ダイエット、運動なども、自分の生理周期に合わせて、計画的に行うととっても安心ですよね!

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