【完全無添加石けんとは?】一部無添加石けんとの違いに注意!

【完全無添加石けんとは?】一部無添加石けんとの違いに注意!

≪目次≫
―無添加石けんとは?―
・「完全無添加石けん」の判断方法
・「完全無添加石けん」のメリット
・「完全無添加石けん」のデメリット
・「完全無添加石けん」がおススメの人
・主な「完全無添加石けん」製造メーカー

無添加石けんとは?

健康志向が強まっている現代に、何かと話題になる「無添加」という言葉。食品、洗剤、化粧品などなど、無添加とうたう商品はたくさんあります。
では「無添加石けん」とはどういう石けんと言うのでしょうか?「添加物が一切入っていない石けん」のこと?いいえ。実は添加物が入っていても、無添加と言える場合があるのです。

添加物が1種類入っていないだけでも無添加と言えてしまう

実は、無添加という表現は「何が無添加」なのかを言っているだけなんです。ですから「〇〇・△△・□□無添加!」と書かれている場合は、あくまでも添加物の「〇〇・△△・□□」は入っていないが、他の添加物は入っているかもしれない、ということです。成分表示には、しっかりと他の添加物の名前が書かれているかもしれません。そういう石けんは「一部無添加石けん」と言った方がいいかもしれませんね。

ここでは一切の添加物は入っていない石けんを「完全無添加石けん(=純石鹸)」と名付けて、「一部無添加石けん」と区別しておきましょう。

かといって、添加物すべてが悪いと言っているわけではありません。逆に「無添加石けん」のすべてが体にいいと言っているわけではありません。添加物(界面活性剤)は、品質を向上させたり、保持させたりなど、商品に不可欠な成分でもあります。無添加と界面活性剤について詳しく知りたい方は、【無添加と界面活性剤】商品の安全性と品質は何で決まるのか? の記事をごらんくださいませ!

「完全無添加石けん」の判断方法

完全無添加石けん=純石鹸のこと

一切の添加物が入っていない完全無添加石けんのことを、「純石鹸」と呼びます。この純石鹸は、成分においてしっかりと規定されているため、この石けんが純石鹸(完全無添加石けん)かどうかは、はっきりと判断できるかと思います。

完全無添加石けん(純石鹸)の規定

【ポイント①石けん素地】
石けん素地が100%(または98%)の記載があるか?
→ 石けん素地が98%の場合、残り2%は製造工程で入る不純物です。

【ポイント②合成界面活性剤不使用】
成分表示に添加物名(合成界面活性剤)が並んでいないか?

「完全無添加石けん」(純石鹸)のメリット

1.合成界面活性剤不使用

合成界面活性剤は、人によっては刺激が強い場合があります。完全無添加の場合、その心配がありません。

2.洗浄力がありながらも適度に皮脂を残す

完全無添加石けんは、「適度な洗浄力」という言葉がぴったりです。本来、顔には適度に皮脂が残らないと、保湿・保護機能が働きません。皮脂を全部除去してしまうと、皮膚を保護しようと皮脂を分泌します。場合によっては、皮脂が過剰に分泌して、かえってニキビになることもあります。大人ニキビの場合、「適度に皮脂を残して乾燥状態を作らない」ことが必須となります。その点で、完全無添加石けんは、汚れを取りつつ皮脂を取り過ぎないということに長けています。

3.天然の保湿成分で肌に潤いを与える

実は、石けんを作る製法はいくつか種類があります。中でも石けん素地が98%~100%の「純石けん」は「グリセリン」を含みます。グリセリンは化粧品にも使われている天然の保湿成分です。
これは、植物油と水酸化ナトリウムを反応させて石けん素地を作る「けん化製法」で作った際に、脂肪酸からグリセリンが生まれるからです。意図して配合した成分ではなく、製法する上で生まれる副産物なのです。

これに対して「中和製法」がありますが、この製法でできた石けんにはグリセリンが含まれません。この場合、後から保湿成分(美容成分)を配合します。この場合はもちろん、完全無添加石けんということにはなりません。また、石けんの製法によって成分に差が出ることがあります。【石けん素地を固形にする製法】製法によって成分に差が出る! の記事をご参考くださいませ!

4.敏感肌・乾燥肌・肌トラブルを抱えている方でも安心して使える

完全無添加石けんは、すべてが天然由来の成分なので、肌に刺激を与えたり、ダメージを与えたりすることがありません。また、一部無添加石けんにはなりますが、美容成分を配合している石けんも安心して使うことができます。

「完全無添加石けん」(純石鹸)のデメリット

残念ながらデメリットもいくつかあります。

1.コストがかかる

完全無添加石けんを作るには、厳選された原材料を使っていることが多く、その分割高になります。また、昔ながらの製法(手作り)で作っているため、機械で作るよりも人員が必要ですし、自然乾燥させるなど出来上がるまでに時間を要します。つまり、手間ひまかけて作るためコストがかかります。結果的に完全無添加石けんは高価になりやすい傾向にあります。

2.溶けやすく型崩れしやすい

完全無添加石けんは、防腐剤などの合成界面活性剤を使用していませんので、湿度が高い場所では溶けやすい性質があります。保管には十分注意が必要です。「1週間も経たずに溶けてなくなった!」という方もいますので、せっかく高い石けんなのにそんなことになったらショックを受けますよ!

3.泡立ちが少ない場合がある

合成界面活性剤を使用していないので、石けん単体だけでは泡立ちが足りないと思う場合があるかもしれません。その場合は「泡立てネット」を使用しましょう。しかしながら、十分に泡立てることができても、「泡立てネット」を使うことで、さらにキメ細かいふわふわの泡を簡単に作ることができます。キメ細かい濃密なふわふわ泡の方が、肌への摩擦力が軽減されて、肌を傷つけにくくします。基本的に「泡立てネット」は使った方がいいでしょう。

「完全無添加石けん」がおススメの人

敏感肌・乾燥肌・アトピー肌の方・肌トラブルを抱えている方

ニキビ、大人ニキビで悩んでいる方・乾燥肌でニキビができる方

肌が弱い方・過去に合成界面活性剤配合の洗顔料で肌トラブルを起こした事がある方

赤ちゃん・子ども

主な「完全無添加石けん」製造メーカー

下記は一部です。完全無添加石けんを製造しているメーカーはまだまだたくさんあります!

MIYOSHI(ミヨシ石鹸)

カウブランド(牛乳石鹸)

シャボン玉石けん

ねば塾

まとめ

石けんって奥が深いですねぇ!同じ固形石けんであっても、製法で性質が変わってくるんです。
完全無添加石けんは、浴室で使わないようにしている方もいるくらい、溶けやすいらしいですから、どうしても浴室で使用されたい方は、使用後にしっかり乾燥させないとすぐに溶けちゃいますよ!

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