【背中ニキビの原因と対策】ニキビでも背中と顔は原因菌が違う!

≪目次≫
【原因と対策】「背中ニキビ」について正しい知識で正しい対策をしよう!
・【原因】なぜ背中ニキビは起こるの?
・【特徴】毛包炎について知っておくべきポイント
・【有効成分】菌に効果的な成分
・【傾向】背中ニキビができやすい人
・【自己ケア】背中ニキビを改善、または、発症させないためには

【原因と対策】「背中ニキビ」について正しい知識で正しい対策をしよう!

背中だけでなく、首・肩・デコルテ・胸など、体全体にたまに赤いぶつぶつができることがありませんか?いわゆるそれが背中ニキビ(体ニキビ)です。ニキビは、アクネ菌が原因菌であるの菌ですが、実は、背中ニキビはアクネ菌とはまた違う菌なのです!そのため、アクネ菌によるニキビと同じケアをする人が多いため、背中ニキビの症状が改善しない、または、治癒しないケースが多いのです。背中ニキビについて正しい知識をもつことが大事です。

【原因】なぜ背中ニキビは起こるの?

実は、背中には多くの皮脂腺が存在するため、様々な菌のエサとなり「背中ニキビ」が発症します。特に、背中ニキビの多くは、「毛包炎」と呼ばれる、毛包(皮膚の内側にあり、毛根を包むようにして保護するところ)の細菌感染症がほとんどです。毛包炎は、体の一部、または全体に赤いぶつぶつができます。

【原因① マラセチア毛包炎】マラセチア菌の繁殖

カビの一種である「マラセチア菌」が、毛包内に繁殖して背中ニキビが発症します。マラセチア菌は体のいたるところに存在し、脂をエサとします。

【原因② 毛包炎】黄色ブドウ球菌・コアグラーゼ陰性ブドウ球菌の繁殖

「黄色ブドウ球菌」または「コアグラーゼ陰性ブドウ球菌」が、毛包内に繁殖して背中ニキビが発症します。

【原因③ (尋常性ざ瘡)】アクネ菌の繁殖

いわゆる顔にできるニキビと同じ原因菌です。背中にも皮脂が多くありますから、アクネ菌が原因のニキビもできる可能性があります。

【原因④ 毛包炎の悪化】おでき

毛包炎が悪化して、炎症を起こして化膿したものです。中心に膿栓があり盛り上がります。痛みや熱と伴うことがあります。

【特徴】毛包炎について知っておくべきポイント

毛包炎は自然治癒しにくい

軽度の毛包炎であれば、放っておいても自然治癒する可能性はありますが、それ以上の症状の場合、自然治癒しにくいのです。ですから、原因菌に合わせて適切な対応が必要です。

原因菌の違う毛包炎が、同時に違う場所で発症することもある

・マラセチア毛包炎(マラセチア菌)
・毛包炎(黄色ブドウ球菌・コアグラーゼ陰性ブドウ球菌)
・尋常性ざ瘡(アクネ菌)
など、原因菌の違う背中ニキビが、同時に起きることもあります。ですから、症状に対する薬やケア商品については、適切に効果が出ているかを観察しながら使用する必要があります。長期間使用しても改善が見られない場合は、適切な薬・ケア商品ではない可能性があります。

【有効成分】菌に効果的な成分

背中ニキビに有効な成分は、菌を殺菌できる下記の成分です。下記成分が入っている商品が効果的でしょう。

・イソプロピルメチルフェノール(殺菌・抗菌作用)
・サリチル酸(殺菌)
・グリチルリチン酸2K(炎症の鎮静化)
・エタノール(殺菌)

背中ニキビの病院での治療

背中ニキビ(毛包炎・尋常性ざ瘡)は、主に外用薬、内服薬で治療します。

【傾向】背中ニキビができやすい人

背中ニキビになりやすい人は、菌のエサとなる「皮脂」を過剰分泌させている人です。つまり、下記のような方です。

脂性肌・ニキビができやすい人

汗をかきやすい人

汗に多くの皮脂を含みます。

生活習慣(食生活・睡眠不足・など)が乱れている人

生活習慣の乱れは、皮脂の過剰分泌を招きます。

ストレスを抱えている人

ストレスもまた皮脂の過剰分泌を招きます。

【自己ケア】背中ニキビを改善、または、発症させないためには

背中ニキビを起こさないために、日々自分でできることがあります。下記の点に気を付けて、症状を発症させない、または、悪化させないようにしましょう。

殺菌成分配合のボディケア商品を使う

上記で紹介した殺菌成分入りの商品が効果的です。しかし、中には刺激が強すぎるものもありますので、様子を見ながら使いましょう。

オイルフリーの商品を使う

脂は菌の大好物です。できるかぎり、油分を使用していないケア商品を使うことが望ましいです。

洗顔料、石けん、ボディソープが残らないようにしっかり洗い流す

石けんなどの洗い流しで皮脂がつまることで、背中ニキビの原因となることがありまがす。

一般的な「ニキビができにくい」生活を送ろう

原因菌は違えど、皮脂が菌の繁殖材料になることが共通しています。日常において、一般的なニキビ対策として言われることを実践すれば、それが皮脂の過剰分泌を防ぐことに繋がります。例えば、
・規則正しい生活を送る
・ストレスをためない
・しっかり睡眠をとる
・栄養バランスの取れた食生活を送る
などを心がけましょう。

まとめ

同じ「ニキビ」であっても、原因菌が違うんですね!体には様々な菌が住んでいるというわけです。背中ニキビと顔ニキビは、「ニキビ」という名前が入っていても同じに考えず、別の疾患として区別して適切なケアをすべきなのです。
ちなみに、顔にもアクネ菌だけでなく、マラセチア菌や黄色ブドウ球菌が原因の毛包炎が起きることもあります。皮脂を分泌する場所ならば、どこであっても毛包炎が起きる可能性はあるのです。

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